魅惑のマンホール、可愛い単管バリケード

日本各地・世界各地のマンホール蓋を中心に、単管バリケードも紹介します。街路樹保護盤やピクトグラム、救命ブイなど、様々なカテゴリーの記事をアップします。

【チェッカーズ】「THE CHECKERS CHRONICLE 1992 Ⅳ FINAL TOUR "ACCESS ALL AREA"」~高いプロ意識に脱帽~

 チェッカーズのファイナルツアーの、リハーサル映像を集めたDVDです。

 

 

何しろ何に驚いたかって、徹底的なリハーサルですよ。ツアー入り前にまず、会場を借りてのリハーサル、そしてツアーが始まってからも、ライブ前には必ず綿密なリハーサルをしていました。そのプロ意識には脱帽。

 

そしてある意味意外だったのは、メンバーがどこまでも楽しそうだったこと。解散をめぐっては、いろいろ言われましたが、関係が悪くなって解散したわけではないんじゃないかなと思いました。

 

何せ3時間近くにわたって延々とリハーサルや楽屋の映像が続くので、ダレると言えばダレます。でも所々で「おお」と言っちゃうようなシーンがあるので、一見の価値はありました。

 

まずツアー前のリハーサルで、ステージのセッティング待ちの間にフミヤとトオルがダブルギターで歌った「夜明けのブレス」が珠玉。ちなみに今、Amazon music unlimitedでアルバム「Final Tour 武道館ライブ」を聴きながら書いているのですが、偶然「夜明けのブレス」が流れています。

 

<追記>

上記のアルバム「Final Tour 武道館ライブ」は、YouTubeの「チェッカーズ公式YouTubeチャンネル」で聴くことができます。

 

www.youtube.com

 

あと、個人的に衝撃映像だったのは、十字を切るフミヤ。羽生結弦選手とほぼ同じしぐさです。いや、個人の信仰のことをとやかく言いたいわけではなく、そうだとしたら、納得がいくことがあるのです。チェッカーズの曲って、意外と「神様」が出てくるのですよ。「神様ヘルプ」とか「神様お願い」のように直球で題名になっているものもあれば、歌詞の中に出てくることもあります。正直、安易に神様の名を出しているのならどうかと思っていたのですが、信仰に基づき、でも自然な思いから神様の名を出していたのかも。

 

しかしフミヤを筆頭に体調を崩すメンバーがいても、他のメンバーはがんがん煙草を吸います(^-^; 時代ですな。モクの煙草がホープだったのが、なんか印象的でした。祖父が吸っていたのもホープだったので。

 

ちなみに名古屋レンボーホールの、リハーサル中の音響の悪さには唖然。メンバーも顔をしかめていましたが、ホワンホワンしているんですよ。お客さんが入ると音を吸収するから、ずっとましになったとは思いますが。

 

武道館で声が出ないフミヤに気を使い、曲の変更をしたりキーを下げたりし、そのために徹底的に練習をしている楽器隊も印象的でした。嫌な顔なんてもちろん一切しないし、とても自然なのです。フミヤがいなかったので、ナオユキが「I Love you, SAYONARA」を歌っていたのですが、フミヤとは違う良さがありました。最初は小さな声だったのに、だんだんちゃんと歌いだして。でも歌詞は、あちこち間違っていたけど。

 

武道館の楽屋に差し入れと思われる日本酒の一升瓶があって、何となく気になっていたら、最終日に楽屋を引き上げる時、ユウジが持ち帰っていました。

 

最後に武道館を後にする時に、武道館の2階席でメンバー全員で撮った写真は、とっても良かったです。

 


 

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