魅惑のマンホール、可愛い単管バリケード

日本各地・世界各地のマンホール蓋を中心に、単管バリケードも紹介します。読んだ本、観た映画、旅行先の話なども書く予定です。

『トマ・ピケティ『21世紀の資本論』を30分で理解する!』

この本の題名には、2つ間違っている点があります。

1.これを読んでも、『21世紀の資本論』のほんのさわりしか理解できない。

ピケティへの独占インタビューも載っているものの、基本的には『21世紀の資本論』を題材に、数人の専門家が持論を展開するというものなので。

2.30分では読めない。

私は割としっかり読み込む必要があったので、小1時間かかりました。

 

それでもこれ、お勧めです。4年前の本ですが、全然古くないし、むしろタイムリーとさえ言えるくらいです。 ピケティが主張するのは、格差縮小のため、所得ではなく資産への課税を重視すべきだということです。それも国レベルではなく、世界規模で累進課税制度に基づいて行うべきということ。そうしないと、格差はますます拡大し……。そして上位以外の階層の不満が、移民労働者などのスケプゴートに向かうって、まさに現状を指していますよね。第二次世界大戦前だって、そうだったし。

 

あと救いがないのは、日本は格差拡大というより、「みんな仲良く転落社会」に向かっているという指摘(+_+)

 

でも、資本主義と民主主義はイコールのように思われがちだけどそうではなく、資本主義は民主主義に隷属するものである、という指摘は、ささやかだけど重要な希望ではないでしょうか。つまり格差社会をどうにかするには、フランス革命を起こす必要はなく、きちんと民意を政治に反映させるべき、要するに選挙権をきちんと行使すべき、という風に私は受け取りました。

 

現状に不満を言ったり、ましてやその不満を国内の弱者に向けている暇があれば、投票所に足を運んだ方が建設的ではないでしょうか。

 

トマ・ピケティ『21世紀の資本論』を30分で理解する!―週刊東洋経済eビジネス新書No.76

トマ・ピケティ『21世紀の資本論』を30分で理解する!―週刊東洋経済eビジネス新書No.76

 

『ひとめぼれ まんまことシリーズ6』

畠中恵の「まんまことシリーズ」第6弾です。

 

この人は、デビューしてからもう長いのに、作品の出来にムラがある気がします。今回も今まで同様短編集なのですが、特に「わかれみち」と「昔の約束あり」は今一つの出来でした。謎解きの部分を、描写せずに説明してしまっているのは、作家としていかがなものかと(^_^;)

 

では読む価値なしかというと、そんなことはありません。前巻での私の予測通り、女性陣が元気に活躍するようになった上、私が贔屓の吉五郎も、前巻よりは活躍しているので。

 

しかし問題は、一葉さんです! 吉五郎という許婚がいて、かつ「昔の約束あり」では吉五郎に惚れなおしていたのに。なぜ表題作の「ひとめぼれ」で、チャラい男にフラフラしちゃうの? 何といっても12歳だから、堅物の吉五郎より顔の良い春四郎につい気持ちが向いてしまったのだろうけど……。

 

さて一葉さんは今後どうなるのでしょう? 次巻が待ち遠しいです。

ひとめぼれ まんまことシリーズ 6

ひとめぼれ まんまことシリーズ 6

 

margrete.hatenablog.com

当選!5

昨日は、お年玉付き年賀状の当選番号の発表でしたね。我が家はお年玉切手シートが2枚当選しました。出したのが約100枚なので、まぁまぁというところでしょうか。もっともお年玉切手シートの当選番号は下2桁で3つあるので、理論上はもう1枚当たっても良いのかもしれませんが(^_^;)

ちなみに昨年はお年玉切手シートの当選番号は2つでした。「けちくさい!」との批判を受け反省したのか、3つになっただけましでしょうか。

www.post.japanpost.jp

 

ちなみに今年は4月20日に、特別な切手シートが当たる「ダブルチャンス賞」も発表されるそうです。だから外れても、まだ年賀状は捨てずに取っておいた方が良いですよ。企業からの宣伝の年賀状とかは捨てたくなりますが、捨てないでね。

 

なお、一度に年賀はがきを50枚以上買った人に当たる、「送る人にも福来たるキャンペーン」の当選番号も発表されました。

nenga.yu-bin.jp

 

あと、挨拶状ドットコムで印刷した年賀はがきを受け取った方は、そちらの当選番号も発表されているので、要チェックです。

http://www.45nenga.com/

 

せっかく当選しても、受け取らなかったり、そもそも知らなかったりしたらもったいないで、ぜひチェックしてくださいね。

 

ウサギ? 招き猫? ウルトラマン?

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ディスニーシー(2011.1)

ディズニー記念スタンプ第4弾です。

スタンプ内の日付は、リゾート内のレターボックスに投函された日となります。ご覧のとおり、投函日は12月23日だったのですが、「年賀」と書いたので、日付が元日なわけですね。保管して、元日に出してくれた模様。さすが夢と魔法の王国。でも考えてみれば、「年賀」にしなければ、クリスマスのスタンプだったのにね。

しかしこのスタンプ、右側のミッキー達磨は良いとして、左のウサギがちょっと謎。もちろん卯年だったからですが、「2011」と書かれた小判を持っているところは招き猫だし、そもそも顔が、ややウルトラマン的。

なお、日付の右側が何だかごしゃごしゃしているのは、一緒に行った友人の名前(あだ名だけど)が書かれていたため、消したからでーす。

EX-word XD-Z6500

ようやく我が家に「今時の」電子辞書が導入されました。今までに2度ほど買ったことはあったのですが、モノクロ画面のもので、壊れて処分して久しいので、気分的には初の電子辞書ですね。

 

主に70代後半の母が使うために買いましたが、一応使えてはいるようです。家庭で使うなら、とりあえずこれより上位の機種を買う必要は、あまりないのではないでしょうか。以下、目についた点をレビューします。

 

1.キーボード

笑っちゃうほど大きいです。これならミスタッチもしないなと思ったのですが、ちょっといい加減にタッチすると反応しないので、結果的にミスタッチは完全にはなくなりません。

 

2.コンテンツ

広辞苑」とかのメインの辞書は、ホーム画面からすぐに飛べますが、ちょっとマイナーな辞書を使おうと思うと、どこの分類に入っているか不明で、探すのに手間取ることがあります。160コンテンツも入っていても、使うのは一部ですしね。でも自分がよく使うものはホーム画面に登録することもできるので、そうすれば楽に使えます。

 

3.文学作品

日本文学が2000作品、世界文学が1000作品も収録されていますが、読みにくいので、これで読むことはありえませんね。

 

4.「家庭医学大辞典」

これが収録されていることが、今回購入を決めた理由の1つだったのですが、今一つ使いにくかったです。理由が書籍版の『家庭医学大辞典』がそもそも使いにくいことにあるのか、電子化されたことで使いにくいのかは不明ですが。「症状から探す」はとりあえず、なかなか目的の情報にたどり着かず、無理。具体的な病名が分かっていれば、「病名から探す」で、ピンポイントの情報にたどり着けますけど。

 

5.国語辞典

広辞苑」、「明鏡国語辞典」、「新明解国語辞典」と3種類も入っているので、それぞれの説明の違いが面白いと、母が言っていました。

 

6.ラジオ体操第一

なぜこれを電子辞書に収録するのか謎ですが、意外と使えるかも。思い立った時に、気分転換がてら出来るので。とりあえず今日、やってみました。

 

まだ購入して日が浅く、そもそも機能を活かしきっていないので、また気づいたことがあったら書きます。

 

『新生 生命の教養学X』

これの前の巻にあたる『成長 生命の教養学Ⅸ』の感想で、「9巻まで読んだ中では、多分今回が一番面白く、結果的に読了までも早かった」と書きました。でも今回は更に面白く、読了までも早かったです。

 

このシリーズは、各分野の研究者のオムニバス講義という形をとっていますが、今回も脳科学などの自然科学系から、ペトラルカとボッカッチョについてなどの人文科学系、マーケティングなどの社会科学系と、「新生」をキーワードに幅広い分野を扱っています。

 

中でも印象に残ったのは、まず岸由二先生の「都市における流域思考の自然再生」。小網代の再生の話が出てくるのですが、中高生の頃に生物の先生の影響で、小網代保全運動にちょびっとだけ関わったことがありました。小網代アカテガニとかが印刷された絵葉書を、まだ当時は国会議員だった石原慎太郎とかに年賀状として出して、保全を訴えたものです。岸先生の文章から、多くの人たちの活動が実り、小網代が単に保全されただけではなく、湿地が再生しつつある様を知り、感慨深かったです。

 

 また、渡辺靖先生の「アメリカ大統領選に見る新生の儀礼」も衝撃でした。アメリカにおける「保守主義」とはヨーロッパとは違い、政府の力をできるだけ小さくしておくことで、「リベラリズム」は、人間が自由に生きるために政府の一定の介入を認めるものである、という説明に、目から鱗が落ちる思いでした。保守主義リベラリズムを問わず、アメリカ人の中にあるのは、放っておくと自分たちに害を及ぼしかねない政府への不信感であり、国際連合はいわば究極の「大きな政府」なので、あまり力を持たせたくないわけです。銃規制の問題の根底にあるのも、銃を政府が暴走した時に、それを打ち倒す権利・手段とみなしているから、ということになります。

 

あと参考になったのは、清水聰先生の「マーケティングにおける新生」の中の言葉。「(情報)感度の高い人は利用シーンを言うということです。(中略)その商品がいいか悪いかだけではなくて、どのようなところで使えるか――俗にTPOといいますが――、それを盛り込んでしゃべれるのが感度の高い人です」。これ、ぜひブログを書く時や人と話す時に心にとめたいと思いました。

 

新生:生命の教養学X (極東証券寄附講座)

新生:生命の教養学X (極東証券寄附講座)

 

クイーンシーバ

昨日は友人たちと、中目黒のエチオピア料理店・クイーンシーバに行ってきました。

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料理各種onインジェラ

エチオピア料理と聞いても、まったくイメージできなかったのですが、どれもほどよくスパイスが効いていて、大変美味しく頂きました(^^♪

 

特に印象深かった料理が2つありまして、1つはインジェラという、クレープ状のパンです。テフという穀物の粉を発酵させたものだそうで、鉄分豊富だそうですが、見た目は何というか……雑巾です。色といい、湿り具合といい(^_^;) 上の写真のようにお料理が乗って出てきますが、奥のお皿に乗っているパン(ダボという、これもエチオピアのパン)の奥(←説明がひどすぎ)にあるのもテフです。こちらは巻物状で、グレーのおしぼりという感じ?

 

……すごくディスった書き方になってしまいましたが、でも私は気に入りました。食べ応えが軽いのに腹持ちが良いです。ちょっと酸味があるので、好き嫌いが分かれるようですけど。

 

もう1つは、ヤギのカバブ

 

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ヤギとトリのカバブ

奥の2本がヤギ、手前がトリです。恐らくヤギ肉を食べたのは初めてですが、マトンを更にクセを強くした感じでしょうか。羊肉が好きな私としては、決して苦手な味ではありませんでした。しかし問題は、今朝になって発覚しました……。

 

食べたのは、1かけらだけなのに。そして、もちろん寝る前に歯は磨いたのに。……なぜ目覚めた瞬間、口の中にヤギさんがいるの? そんなに強烈なのか、ヤギさん……。沖縄のヒージャー汁(ヤギ汁)を食べたら、どんなことになるのでしょうか。

 

ヤギさんの存在はともかく、今日になっても体全体がポカポカしているので、冷え性の方にはエチオピア料理、お勧めです。

 

queensheba.info