魅惑のマンホール、可愛い単管バリケード

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映画「日日是好日」~なかなか「日日是好日」の心境にはなれません~

今日も、観ようと思いつつ観そびれていた映画の感想です。

 

 

ひょんなことから従姉妹と一緒にお茶を習うことになった、黒木華演じる典子(原作者の森下典子がモデル)が主人公です。従姉妹の美智子役が多部未華子、お茶のお師匠役が樹木希林で、これが樹木希林の遺作となりました。樹木希林は実は茶道未経験だったそうですが、とてもそうとは思えないほど見事なお師匠ぶりです。

 

約二十年の月日が描かれるものの、話はほとんどがお茶室の中で展開されます。典子の人生の歩みにつれ、もちろんいろいろな波風はあるものの、ひたすらお茶をたてるシーンが続きます。

 

 

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一歩間違うと、寝てしまいそうにつまらない映画になりそうですが、最後まで画面から目が離せませんでした。登場人物たちの所作の美しさ、確実に移ろっていく季節、少しずつ年を取っていく登場人物たち……。床の間の掛け軸やお茶菓子の意味が分かれば、もっと楽しめることでしょう。ちょっとお茶をやってみたくなりましたが、カフェインに弱い私には無理だな。頭がくるくるしてしまうので(^-^;

 

日日是好日」とは、「良いことがある日も悪いことが起きる日もあるけど、それぞれの日にその都度向き合うことで、どの日も良い日になる」というような意味だそうです(ちょっと解釈を間違えているかもしれませんが)。そういう心境で生きたいものだなぁと、心を洗われた思いでいたのですが……。

 


 

 

今日は午前・午後と別々のところに出かけたのですが、どちらでも結構嫌なことが起こり、消耗しました。午後の外出の際、たまたまバスの中で星占いをやっていて、私の星座は全体の3位、「外出先で良いことが起こる」ということだったので、午前の分を取り返すくらい良いことが起きるのかと思いきや、さらに消耗したという……。占いなんて当たらないと言えば、それまでですけど。

 

そんなわけで、私自身はなかなか「日日是好日」の心境にはなれません。まぁ今日はいろいろな意味で人生勉強だったのだと思うことにしましょう(←無理に「日日是好日」の心境になろうとしている)。