観ようと思いつつ、見そびれていた映画「マスカレード・ホテル」を観ました。予告殺人の現場とされるホテルで潜入捜査を行う、キムタク演じる新田が主人公。新田の指導役を任されたのが、長澤まさみ演じる山岸です。
まずは長澤まさみの芸達者ぶりに脱帽しました。姿勢といい態度といい、ベテランホテルマンにしか見えません。撮影前に、みっちり研修を受けたんだろうなぁ。映画「キングダム」で見せた顔とは、当たり前だけど大違いです。
そして、キムタクとの掛け合いの息がぴったり。これが初共演だったそうですが、とてもそうは思えません。
あと、俳優陣が豪華です。結構どうでもいい役にもベテラン俳優を使っているので、画面が薄っぺらくなりません。
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一見それぞれは無関係の、細かいエピソードが最後につながっていく様は見事です。伏線だったり、思いがけず謎のヒントになったりして、すべてがつながっていきます。犯人も、犯人が真に殺そうとした人物も、全く予想外でした。
コロナさんが猛威を振るっていて、映画館に行くのもためらう方は、おうちで観そびれていた映画を観るのも良いかもしれません。
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