我が家では重曹を愛用しています。主な用法は3つです。
1.食器棚のニオイとり
食器棚って、塗料のニオイなのか何なのか、独特のニオイがしませんか? 食器棚の中の普段使っていないカップとかに大さじ2~3杯程度の重曹を入れておくと、だいぶ気にならなくなる気がします。サラサラだったのが、湿気とニオイを吸って固まってきますが、かき混ぜるとまたある程度サラサラになります。
なお、重曹を入れているカップ等をお使いになる時は、くれぐれもそのままうっかり飲み物を入れたりしないよう、ご注意を。
使用済みのものは捨てるわけではなく、2・3の用法に回します。
2.掃除
まずは水回り(洗面台とか蛇口とか)です。乾いている場合はちょっと濡らし、そこに重曹を撒いてスポンジなどでこすります。クエン酸水(水200㏄にクエン酸を小さじ1杯くらい溶かしたもの)をスプレーすると、あーら不思議、泡立ちます。発生するのは二酸化炭素ですので、よほど大量に使って発生させない限り、大丈夫です。結構きれいになりますし、何と言っても薬品ではないので、環境にも優しいです。
その他、レンジの油汚れとかにも使えます。
ただし、素材によっては重曹やクエン酸が向かないものもありますので、よく確かめてからお使いください。
3.入浴剤
正直1と2の用法だけであれば、ホームセンターやスーパーなどで売っている、手ごろな値段の掃除用の重曹で充分です。でも入浴剤に使えるのは、私が現在知る限りでは、地の塩社さんのものだけなのです。安い重曹だと、「掃除用」とか「入浴剤には使えません」などと書いてあります。まぁ掃除用の重曹と地の塩社の重曹のどこが違うのか、私には分かりませんが、地の塩社のはちゃんと、入浴剤にも使えるって書いてあるもので。
で、具体的にどう入浴剤にするかというと、一番簡単なのは、重曹だけを入れる方法。小さじ2杯くらいでしょうか。心なしかお湯が柔らかくなり、体も温まりやすい気がします。そして掃除にも使えるくらいなので、湯垢が多少つきにくくなるのか、翌日のお風呂場掃除がちょっと楽な気がします。あくまでも個人の意見ですが。
応用編として、重曹と合わせてクエン酸を使う方法があります。我が家は最近、この方法です。重曹小さじ2杯と、クエン酸小さじ1杯を入れます。そうすると、理論上炭酸風呂になるわけです。炭酸風呂は、健康に良いとされていますよね。
もちろん上記の量くらいでは、目で見てわかるほどシュワシュワになったりはしませんが、わずかに炭酸が溶けているだけでも、違うかなーと思いまして。重曹2に対してクエン酸1という割合が大事らしいので、別に重曹大さじ2とクエン酸大さじ1でも構わないと思います。ただ、量を増やす場合は、換気を良くしたほうが良いそうです。何せ二酸化炭素が発生しますので、あまり吸うのはよろしくありません。
ちなみにクエン酸については、「入浴剤に使えるクエン酸」というのは私が知る限り見たことがないので、我が家では掃除用のを使っています。何せ1回に小さじ1杯ですから、特に害はないかと(^-^; どうしても気になる場合は、重曹もクエン酸も食品用のがありますが、それを入浴剤にすると、結構高くつくと思います。
よろしければ、お試しあれ~。
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