「十二国記」シリーズの最新刊、ようやく読み終わりました~。
第三巻・第四巻も、もちろん有隣堂で買い、「相鉄線JR直通開業記念 有隣堂110周年記念 限定オリジナル文庫カバー」をかけてもらいました。今回はしっかりと、同じデザインのしおりもゲット。
ブックカバー、結構人気なようで、私が11月21日に買いにいった時は、周囲の人もことごとくこのデザインを選んでいました。私が並んだカウンターでは在庫がなくなっていたので、別のところに店員さんが取りにいっていたほど。もう今頃は、ないかもしれませんね。しおりの方は、申し出るとカウンター内から出して挟んでくれるシステムなので、まだ残っている可能性が高いです。
で、感想ですが、この巻はネタバレなしで感想を言うのは難しいので、未読の方は以下は読まないことをお勧めします。
いやー、ようやく王様も脱出し、悪役も一部が排除され、このまま大団円に向けてつっぱしるかと思いきや、まさかの大逆転! 膨らみかけた希望はすべて断ち切られ、戴の国はこれまでと同じ、いや、これまで以上の苦難の道を歩まねばならないのかと思いましたよ。あっけないほどに、主要キャラはばたばた死ぬし。
最後、一応の決着はつきますが、大団円とは言えませんね。戴の国が落ち着くまでには、まだまだ時間がかかることでしょう。
復習なしで読んだため、いろいろ分からない部分があるのが痛いです。時間を見つけて、最初から読み直さないとな。
ところで今更ながら、タイトルの意味が分かるようで分かりません。「玄の月」は戴麒だと思いますが、「白銀の墟」がなぁ。髪の色から考えると王様ですが、「墟」って「遺跡」とかを意味しますよね。王様ではなく、偽王の阿選の方なのかな。
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