魅惑のマンホール、可愛い単管バリケード

日本各地・世界各地のマンホール蓋を中心に、単管バリケードも紹介します。街路樹保護盤やピクトグラム、救命ブイなど、様々なカテゴリーの記事をアップします。

映画「ボヘミアン・ラプソディー」~フレディの抱えた闇の深さ~

今日は、今更ながら、映画「ボヘミアン・ラプソディー」を観てきました。

 

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話題になり始めた時に、行こうかなとは思ったのですが、ブームになるにつけ、天邪鬼なもので、逆に観にいく気が失せました。でも、家のテレビで観るのもなーと思っていたところ、たまたま映画館ではないものの、大きいスクリーンで観る機会を得たのです。周り中お年寄りだらけという、シュールな状況下ではありましたが(^-^;

 

 

 

これが完全なフィクションだったら、逆にありがち、かつ出来過ぎの話だと思います。父親に認めてもらえない少年、運命の相手、才能の開花、成功、仲間との軋轢と離散、病気、再生などなど、チープな物語のキーワードのオンパレード。

 

でもこれは、完全な実話ではないにしても、実話をもとにしているわけで、重みが違います。ようやくフレディーがクィーンに戻ってきて、父親とも和解を果たす場面では、涙がこぼれました。

 


 

 

そして、ひしひしと感じたのは、フレディの孤独。闇から逃れたくて、酒やドラッグにおぼれざるを得ないほど、彼の孤独は深かったのでしょう。運命の相手である、メアリーにさえ埋められないほどに。そして、歩むべき道を誤ってしまうほどに。

 

再生を果たしたフレディは、ライブエイドで見事なパフォーマンスを披露するものの、残された時間は短かったわけです。でも命があるうちに、歩むべき道に戻ってこられただけ、ましなのかな。

 

観て良かったと思います。観るべきタイミングを待っていて、良かった~。