今日は、今更ながら、映画「ボヘミアン・ラプソディー」を観てきました。
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話題になり始めた時に、行こうかなとは思ったのですが、ブームになるにつけ、天邪鬼なもので、逆に観にいく気が失せました。でも、家のテレビで観るのもなーと思っていたところ、たまたま映画館ではないものの、大きいスクリーンで観る機会を得たのです。周り中お年寄りだらけという、シュールな状況下ではありましたが(^-^;
これが完全なフィクションだったら、逆にありがち、かつ出来過ぎの話だと思います。父親に認めてもらえない少年、運命の相手、才能の開花、成功、仲間との軋轢と離散、病気、再生などなど、チープな物語のキーワードのオンパレード。
でもこれは、完全な実話ではないにしても、実話をもとにしているわけで、重みが違います。ようやくフレディーがクィーンに戻ってきて、父親とも和解を果たす場面では、涙がこぼれました。
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そして、ひしひしと感じたのは、フレディの孤独。闇から逃れたくて、酒やドラッグにおぼれざるを得ないほど、彼の孤独は深かったのでしょう。運命の相手である、メアリーにさえ埋められないほどに。そして、歩むべき道を誤ってしまうほどに。
再生を果たしたフレディは、ライブエイドで見事なパフォーマンスを披露するものの、残された時間は短かったわけです。でも命があるうちに、歩むべき道に戻ってこられただけ、ましなのかな。
観て良かったと思います。観るべきタイミングを待っていて、良かった~。
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