魅惑のマンホール、可愛い単管バリケード

日本各地・世界各地のマンホール蓋を中心に、単管バリケードも紹介します。街路樹保護盤やピクトグラム、救命ブイなど、様々なカテゴリーの記事をアップします。

【マンホール蓋】福岡市・分流①

福岡市のマンホール蓋は、以前ご紹介済みですが、今回の旅でもう1パターン見つけました。

 

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福岡市・分流①(2018.11)


小口径枡の、平成17年度まで使われていたバージョンだそうです。中央の「フ」を9つ組み合わせた福岡市の市章を、市花のふようが取り巻いているデザインです。

個人的には、下の抽象的なデザインより好きですね。

 

margrete.hatenablog.com

 

manhole cover in Fukuoka, Fukuoka prefecture, Japan

 

 

【マンホール蓋】唐津市①、唐津市②

ちょっと旅行に出ていたため、ブログ更新の間が空きました。その代わり、マンホール蓋の新作がゲットできました! 唐津市です。

 

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唐津市①(2018.11)


日本三大松原の1つ、「虹の松原」のデザインです。

 

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唐津市②(2018.11)

 こちらは一見シンプルそうですが、中央のマークを拡大すると……。

 

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唐津市②(2018.11)の拡大


唐津焼と思われる、1枚目のカラーバージョンです。

 

manhole covers in Karatsu, Saga pefecture, Japan

『アラビアン・ナイト 上』(ディクソン著、中野好夫訳)~強烈すぎる登場人物たち~

ディズニーシーのシンドバッド・ストーリーブック・ヴォヤッジに乗るたび、「実はシンドバッドの物語、ちゃんと知らないかも」と思い続けていました。そのたび、「良い機会だから読もう」と思いつつ、日々の生活に紛れることを繰り返し……。ついに、読んでみましたよ。
 

 
シンドバッドは7回も航海に出るのですが、そのたびに死ぬほど酷い目に遭うのに、まったく懲りない人のようです。世界史的に解釈すれば、東西交易を担ったイスラーム商人ですね。

【マンホール蓋】ナザレ(ポルトガル)

ポルトガルのナザレにて。

 

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ナザレ(ポルトガル)(2018.3)


夜だったので、暗くて図柄がよく分かりませんね。まぁ、割とシンプルなのみたいだけど。

 

辛うじてbenito.comって書いてある気もするのですが、もし本当にそうだとすると、ニトリ的な会社(もっとおしゃれだけど)のURLなんですよね。企業広告になっているとか?

 

ちなみにナザレは、4世紀にパレスチナのナザレから、ある聖職者が聖母マリア像を持ち込んだのが、その名の由来です。漁師町で、おかみさんたちが(おばあさんも!)何枚も重ねたミニスカートにハイソックスの伝統的衣装を身に着けていることでも知られます。あと、尋常でないビッグウェーブが季節によっては見られる、サーフィンのメッカでもあります。

 

www.redbull.com

 

margrete.hatenablog.com

 

manhole cover in Nazare, Portugal

【マンホール蓋】コインブラ(ポルトガル)

ポルトガルの学園都市であるコインブラにて。

 

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コインブラ(ポルトガル)(2018.3)

 

margrete.hatenablog.com

 

manhole cover in Coimbra, Portugal

『残像に口紅を』(筒井康隆)~筒井康隆の発想と語彙力に脱帽~

世界から1字ずつ音が消えていく、という設定で書かれた小説です。音が消えると、その音を使用するものも消えるわけです。例えば「あ」が消えると、「朝」という言葉も消えるということ。最初の「あ」に始まり、「ん」が消えることで、小説は終わります(別に五十音順に消えるわけではありません)。
 

 
次々に音が消えても、結構自然に物語は展開されます。物語中でも、主人公の小説家は語彙が豊富なので割と不自由なく話せるけど、喫茶店のウェイトレスはろくに喋れない、というシーンが出てくるのですが、筒井康隆自身が語彙が豊富だからこそ、書けたのでしょうね。