先日友人と、6月5日の「東京新聞」の記事で知ったシルクロード料理の店「ブドウエン」に行ってきました。
「シルクロード料理」とは何か。実は新疆ウイグル自治区出身の女性が経営する、ウイグル料理の店でございます。極端な話、イタリア料理から日本料理に至るまで、ユーラシア大陸のほとんどの料理が「シルクロード料理」ですが、その解釈も当たらずとも遠からずでした。
お店があるのは相鉄線の三ツ境ですが、駅前商店街から次第に住宅街に変わっていく、初めてなのになぜか懐かしい感じの町でした。
では早速、お料理を紹介。なおお値段は、2020年7月現在の税抜き価格です。
モンゴルで食べたボーズは小籠包に近かったですが、こちらのボーズは肉まん的な皮の厚さでした。
羊肉と野菜入り。手打ち麺はショートパスタ的。
羊料理がどれも、クセがなくて美味しかったです。クミン炒めは初めての味付けでしたが、ファンタスティック!
これ、ほぼナポリタンです。だから上記の「イタリア料理から日本料理に至るまで、ユーラシア大陸のほとんどの料理が『シルクロード料理』ですが、その解釈も当たらずとも遠からず」という説明につながるのですよ。
羊スープの中に、羊肉のミニ餃子が入っているお料理。
えーと、結論としては小麦尽くしで糖質過多でした(^-^; でもそれは私たちの頼み方に問題があるわけで、お店のせいではありません。予約で食べられるポロ(羊肉と人参の炊き込みごはん)をはじめ、他にも気になるお料理はいろいろあるので、機会があればまた来ようっと。
全体的に日本人好みのクセのないお味なので、エスニック料理に抵抗のある人も、普通に頂けるかと思います。私たちは2階のテーブル席で貸し切り状態で頂いていたため、下のカウンター席にお客さんがどれだけ入っているか不明だったのですが、帰る時には満席状態でした。三ツ境のお父さん方に、普通に帰りがけに寄る居酒屋の一店舗として愛されていると見ました。