今日は横浜ユーラシア文化館で2020年7月12日まで開催予定の「しきしまの大和へーアジア文華往来ー」展に行ってきました。
このご時勢なので、入場券を買う前に、手指の消毒・検温・連絡先の記載が求められます。会場内でソーシャルディスタンスを保つことも求められますが、平日の午前中とあって、それほど混んでいないので、まぁそう神経質になる必要はありません。
目玉は発見当時の色彩が陶板で再現された、高松塚古墳の石室西壁画。
凸凹に至るまで正確に再現されており、本当は触れるはずだったのが、何せこのご時勢なので、おさわり禁止(^-^; まぁこの展覧会自体、騒動で開催が遅れたので、開催できただけ良いですよね。
見てどうかと言えば、まぁレプリカなので、「ふーん」という感じで止まってしまうのは否めません。触れれば、また違ったかもしれませんが。
個人的には、副題からもっと世界史寄りの展示を期待していたのですが、割と日本史寄りの展示でした。いや、もっと中国大陸や朝鮮半島からの影響を重視した内容かと思っていたのですが、もちろんその要素はあるものの、日本国内で出土したものの展示が中心だったという意味です。
でも三角縁神獣鏡はじめ、銅鏡の細工の細かさに改めて驚嘆したり、人面つきの土器の可愛さに顔がほころんだり、もちろん大満足でした。これで入場料500円は、結構安いと思う。
ちなみにこのご時勢なので(いい加減しつこい)、観覧には1時間半の制限時間があります。いくらなんでも長いだろうと思っていたのに、たっぷり1時間いました……。まぁ、常設展の部分も含め、じっくり見たからだと思います。