魅惑のマンホール、可愛い単管バリケード

日本各地・世界各地のマンホール蓋を中心に、単管バリケードも紹介します。街路樹保護盤やピクトグラム、救命ブイなど、様々なカテゴリーの記事をアップします。

映画「記憶にございません!」~キャストが全員、良い味出している~

三谷幸喜のピークは過ぎたかなと思いつつ、新作が公開されれば、やっぱり観にいってしまいます(といっても、公開から約1ヶ月経っているけど)。

 

kiokunashi-movie.jp

 

支持率史上最低の総理が、頭に石が当たったせいで記憶喪失になることから始まるドタバタですが、面白かったです。中井貴一はじめ、キャスト一人一人が良い味出していました。

中井貴一は記憶を失う前と後のキャラの違いが見事でした。小池栄子は予想外に(失礼!)演技がうまく、びっくり。佐藤浩市は若い時、全然三國連太郎に似ていないと思っていたのに、気づけば似てきましたね(顔だけでなく、髪の毛の多さも含め)。斉藤由貴は可愛いし、木村佳乃アメリカ大統領役もはまっているし、石田ゆり子はすっかりコメディエンヌになってしまったし……。

 

脇役も、それぞれ良かったです。SP役の藤本隆宏、大統領の通訳役の宮澤エマ、悪徳社長役の梶原善。総理夫人の兄役のROLLYは、「どこかで見た顔だけど誰だっけ」と思い続け、エンドロールで「ああ!」となりました。で、それ以上に「ああ!」だったのが、キャスター役の有働アナ! 分からなかった……。でも言われてみれば、間違いなく有働さんでした。

 

細かい点で気に入ったのは、劇中で多分全員、スマホではなくガラケーを使っていたこと。ガラケーのほうが、携帯電話感がありますよね~(意味不明)。

 

見て損はないと思います。公式サイトで観ることができる、政見放送を模した「宣伝放送」と「特別映像『まったく記憶にございません』MV」も面白かったです。

 

なおどうでもいいけど、レディースデーのチケットの値段がいつの間にか1200円になっていたのが、地味にショックでした(^-^; あと、観客の年齢層が「ねことじいちゃん」の時とあまり変わらなかったことに驚きました。シルバー料金で安く観られるからかな。若者の映画離れを実感しました。

 

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