先日、モンチッチのマンホールカードをゲットした話を書きましたが、もちろん柴又訪問の目的は、それだけではありません(^-^;
柴又の駅を降りると、駅前広場には「フーテンの寅」像が。
目線の先には……。
さくらさんがおいでです。さくらさんのサンダルの左足の甲には「さくら」。
右足のかかとには「ち」(倍賞千恵子さんの「ち」)の字があります。両方触ると「さち」で、触ると幸せになれる、という都市伝説があるのですが、「ち」が実物でも写真でも、もう一つはっきりしませんでした。仕方ないのでかかとを触りまくってきました。でも今検索したら、分かりましたよ。「右のサンダルのかかとの外側」が正解でした。もうちょいよく調べれば良かった。
気を取り直して、帝釈天へ。
帝釈堂を取り囲むかのような松が見事です。ちなみに10時に柴又に到着するようにしたのですが、大正解でした。暑さもそれほどではなかったし、何よりも空いていました。
帝釈堂の外壁には多くの彫刻があり、「帝釈堂彫刻ギャラリー」として公開されていますが、これは必見です! お庭とセットで400円は、激安と言っていいでしょう。3D感のある素晴らしい彫刻を間近で拝見することができます。
1枚だけご紹介しますが、この素晴らしさは実物でないとお分かりいただけないと思います。ぜひ帝釈天においでください。
写真でご確認いただけるか分かりませんが、大量のセミの抜け殻がぶら下がっていました。脱皮しやすいんでしょうか。
もちろん松ですが、何か象っぽくありませんか?
帝釈天を出た後は、近くの山本亭へ。
ここも、わずか100円で建物内とお庭を見ることができ、大変お得です。
基本、日本家屋なのですが、ここは唯一の洋間です。
お庭を眺めつつ、しばしぼんやりしていました。
お腹も減ってきたので、お昼に向かう途中、高木屋老舗さんでお土産の草だんごを購入。ショーケースの中には、寅チッチ(寅さんモンチッチ)が!
これ、お守りのひもが青いから、販売が再開される前の初期バージョンですね。
お昼は、たなかやさんで、うな丼。
満足して柴又を発ったのですが、車内でもらったパンフレット等を見ていたところ、さくら像に続き、見落としを発見しました。駅近くの柴又八幡神社、行けばよかった。下町唯一の前方後円墳が社殿下にある上、寅さんそっくりの埴輪も見つかっているそうです。ま、こういうのは「またおいで」ってことなんでしょうね。
ちなみに、ちょっと離れているけど、「立石様」も気になる。江戸時代には「冬に縮んで、夏になると膨張する」と言われていたけど、古墳の石材かもしれないそうです。
帰宅後、お昼寝をし、草だんごを頂きました。
添加物は一切不使用ということで、余計な味がせず、美味しかったです。しかしこのお店の包み紙、なぜか崎陽軒っぽくて横浜市民としてはツボでした。
多分並べたら、全然似ていないんでしょうけどね。でも、付属の楊枝も、少し前までの崎陽軒っぽいのです。分かる人にしか分かりませんが。
ちなみに本日の蓮は、こんな感じ。2つとも、葉が1枚ずつしっかり開いた上、2枚目の葉(芽)も出てきました。