魅惑のマンホール、可愛い単管バリケード

日本各地・世界各地のマンホール蓋を中心に、単管バリケードも紹介します。街路樹保護盤やピクトグラム、救命ブイなど、様々なカテゴリーの記事をアップします。

武相荘訪問記

先日町田市のマンホール蓋をご紹介できたのは、武相荘を訪れたからです。

 

margrete.hatenablog.com

 

武相荘は旧白洲次郎・正子邸で、現在はミュージアムとして公開されています。『次郎と正子 娘が語る素顔の白洲家』を読んだのをきっかけに、訪れてみたいと思った次第です。

 

margrete.hatenablog.com

 

最寄り駅は小田急線の鶴川駅です。かつての職場に通う時に小田急線を使っていたのですが、鶴川駅は通過するだけだったので、初めて降り立ちました。鶴川街道をしばらく歩き、坂道を上ると、緑濃い武相荘に着きます。

 

f:id:margrete:20190726114830j:plain

白洲次郎の愛車(同型)

まずガレージで待っているのは、次郎さんが若い頃に乗っていたのと同型の車です。

 

 

f:id:margrete:20190726115158j:plain

ミュージアム

ミュージアムとして公開されている、茅葺き屋根の建物です。季節ごとの白洲家のお道具が拝見できる企画展が開かれており、現在は「武相荘ー夏」です(8月25日(日)まで)。

 

正子さんが集めたお道具、次郎さんが大工仕事で作ったランプなどが展示されていました。正子さんは骨董を集める時、ただ眺めるためのものではなく、実際に使うことを重視されていたそうです。あのようにさりげなく良いお道具を見ると、へんちくりんなもので周りを埋めてはいけないなと反省します。自分が気に入ったものだけを置きたいなと。実際にはなかなか果たせませんが。

 

レストラン・カフェがあり、カレー、オムライス、親子丼など、白洲家の味を頂くことができます。私は海老カレーにしました。

 

f:id:margrete:20190726120315j:plain

海老カレー

カレーは、正子さんのお兄さんがシンガポールのご友人の家で教わってきた味だそうです。なお、ご飯の横のキャベツはサラダではなく、カレーをかけたご飯に混ぜて頂きます。野菜嫌いの次郎さんが唯一食べたのが、その方法のキャベツだったとか。やってみましたが、シャキシャキしたキャベツがアクセントになって、美味しかったです。正直、ご飯が少な目かなと思ったのですが、具沢山の野菜スープが添えられていることもあり、予想以上におなか一杯になりました。

 

入場料は1,050円と、いささかお高めですが、お庭の散策もでき、なかなか素敵な場所でした。もう少し近ければ、季節ごとに訪れたいです。ちなみに、小学生以下のお子様は入場できないそうです。高価なお道具がたくさん展示されているので、万が一触って壊してしまったら取り返しがつかないので、仕方ないかと思います。

 

www.buaiso.com