小泉今日子演じる漫画家の麻子(原作者の大島弓子がモデル)が、ダサ可愛いです。そして上野樹里と森三中の三人が演じるアシスタント軍団も、本当に麻子先生のことが好きな様子が伝わり、魅力的です。黒沢かずこは、ちょっと特徴のある眼鏡をかけているだけなのに、なぜか黒沢かずこに見えなかったのが不思議。
爆笑したのは、麻子先生とアシスタント軍団全員で高齢者体験をするシーン。なぜ全員で高齢者になってしまう? 一人くらい介助役として、体験しない人を選んでおけばいいのに。でも逆に全員が、体験したがったんだろうなぁ。
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解せないのは、ストーカーの存在意義。まぁ彼が最初に麻子先生の異変に気付いたわけだし、彼が撮っていた麻子先生の笑顔の写真が、うつ状態の麻子先生の心を多少は慰めたんだろうけど。
猫好きの人でなくても、純粋に物語として面白いので、お勧めです。
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