魅惑のマンホール、可愛い単管バリケード

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映画「銀河鉄道999」(1979)~面妖なものを観てしまった~

ケーブルテレビでやっていたので、なんとな~く録画し、なんとな~く観たのですが……。

 

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なんというか、面妖なものを観てしまった、というのが最初の感想です。

面妖なんていう、昭和な表現を使いたくなるくらい面妖。

 

劇場第1作に当たる本作は、細かいエピソードの違いはあるものの、テレビアニメのダイジェスト版的なところがあります。そのため、それぞれの星でのエピソードがさらっとしか描かれず、ちょっともったいないです。アンドロメダに着くまでの概要を知るには良いですが。

 

 

999は子どもの頃に、ところとっぱしアニメを観たり、それぞれ1冊ずつコミック版と小説版を読んだりして、もちろん大雑把な話は知っていました。ていうか、知っているつもりになっていました。けど、改めてこういう話だったのかと分かりました。思っていたのと違う部分もあったし。

 

古い作品なので、ネタバレもへったくれもないと思うので書いてしまいますが、私は鉄郎のお母さんを殺した機械伯爵が、鉄郎の父親だと思っていました。スターウォーズ的に、"I am your father."と言われ、鉄郎が衝撃を受ける、と。でも違ったのね。

 

そして細かい部分で、突っ込みどころが無数にあります。機械伯爵が鉄郎のお母さんをハンティング・トロフィーにしているところとか。確かに「城に飾る」とは言っていたけど、まさかヘラジカとかみたいに飾っちゃうとは思わなかったよ! あと、プロメシュームがいつ999に乗り込んでいたのか分からないところとか。

 

なにしろ、面妖の一言に尽きます。でもキャプテン・ハーロッククイーン・エメラルダスも出てくるし、ごちそう感たっぷり。私のように、999のことは知っているけど、はっきりとは知らない人にはお勧めです。