横浜美術館で2019年9月1日(日)まで開催中の、「横浜美術館開館30周年記念 生誕150年・没後80年記念 原三渓の美術 伝説の大コレクション」(長い!)に行ってきました。
この展覧会、もともと行くつもりはあったのですが、一昨日行った三渓園でもらったリーフレットで、国宝の「孔雀明王像」(上のリンクの画像)の展示が7日(水)までと知り、焦って行った次第です。ちなみに三渓園の入場券を提示すると、当日の観覧料が何と300円引きになるので、1300円で観ることができました。逆にこの展覧会のチケットを見せると、三渓園の入園料が100円引きになりますが、三渓園が先のほうがお得度が高いということですね。
で、展覧会ですが、惜しいのは照明。すべての作品がガラス越しなのですが、結構自分や他の人、ライトそのものが反射しちゃって見にくいものが多いんですよ。もうちょっとライトの角度とかを考えてほしいなぁ。
上記の「孔雀明王像」は別格として、心に残ったのは「高野切」です。本では見たことがありますが、実物の線の柔らかさと言ったら! あと、本の山の横で寝転んで本を読んでいる三渓の自画像も良かったです。良い作品を集める「コレクター」としてだけではなく、「アーティスト」としての三渓もなかなかすごいです。
結構満足し、でも惰性で「横浜美術館コレクション展」に突入したところ……。お腹も空いてきたし、適当にだーっと見ようと思っていたら、ロバート・キャパや沢田教一の写真に行き当たり、食い入るように観てしまいました。スペイン内戦中のキャパの写真とか、ヴェトナム戦争中に撮られた沢田教一の「安全への逃避」とか、すごい写真が山ほど。コレクション展だけだと大人500円で観ることができます。
一昨日の三渓園と三渓園のピクトグラムの記事は、以下の通りです。
margrete.hatenablog.com
margrete.hatenablog.com